過去ログ - 上条「二学期も不幸だ……」一方「いつも通りだろ」
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23:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/04/13(土) 22:30:31.56 ID:aTmu/0xSO
木原は確かに父だが、それは義理の関係であるし、彼はおよそ一般的な人間とは呼べない。

上条家は『普通』だが、一方通行はそれしか知らない。

だから、隣の少女が嬉々としてする話は聞いていて飽きない。

「――っと、すみません。こんな話してもつまんないですよね」

ある程度一方的に話し終えて、佐天は後頭部を撫でて申し訳なさそうに笑った。

照れているのか、と何となく推測する。

その気持ちは、一方通行にも分かる気がした。

確かに認めているが、普段から木原を『親父』と呼ぶことだって、一方通行は最初抵抗があった。

でも、佐天のそれはもったいないだろう、と思った。

彼女は自分と違う。

『普通』で、その存在を嬉しく思える家族がいるなら。

照れることなど、ない。





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