過去ログ - 一方「俺は、オマエの事が、」垣根「………」
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188: ◆yZmHv5zrf.[saga]
2013/04/29(月) 17:19:23.05 ID:lUhgWgT60

治療が終われば。
いつも通り。
妹達数人と反省会。
何を反省するかといえば、お互いの不手際である。
シナリオ通りに実験を行わなければならないのだが、双方共人間な訳で。
人間である以上、油断やミス、失敗をしてしまう。
今回に関しては、一方通行が失敗した。
オリジナルたる御坂美琴の乱入による手元の狂い。
失敗のせいで、9982号に無駄な苦痛を与えてしまったことは反省すべきだ。
別に妹達は責め立てもせず、今回の失敗点のみを簡潔に指摘する。
自覚済みの失敗を指摘され、一方通行はしばし沈黙し。

「俺は、もォ二度としくじらねェ」

宣言した。
無駄な苦痛を与えず、速やかに殺害する。
素早く実験を終わらせ、蘇生する。
それが理想で、実験における彼らの理念。
このような失敗を起こさないために、どうするか。
コントロール能力を鍛える事が必要だ、と一方通行は思い立った訳で。

「…そうだ、ボウリングしよう」

コントロールを鍛えるには野球などが一番だろうが、正直言って好かない。
ボウリングなら一人でも気軽に出来るし、と思った一方通行だったが。

「ミサカも行きます」
「ミサカも」
「ミサカも行きましょう」
「ミサカもお供します」

反応するクローン少女達。

「…誰か一人だ。一人。大勢行ったら目立つだろォが」

壮絶なジャンケン大会が始まった。


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