過去ログ - 一方「俺は、オマエの事が、」垣根「………」
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198: ◆yZmHv5zrf.[saga]
2013/04/29(月) 17:26:52.13 ID:lUhgWgT60

ボールを投げる。
真っ直ぐに向かっていったそれは、多くのピンを倒し。
一本だけを残して、他のピンが倒れていった。

「後一本でスペアですね、とミサカは応援します」
『後一本でスペアじゃねえか。頑張れよ』
「……あァ」

うっすらと笑って、一方通行はボールを投げる。
再び真っ直ぐ転がっていったボールは、最後のピンを綺麗に倒した。
スペア、という過激な表示が、画面に映る。

「おめでとうございます、とミサカは祝福します」

ぎこちない笑みを形作る00166号。
一方通行は、両手のひらを見せる。

「何でしょうか、とミサカは首をかしげます」
「こういう時はハイタッチすンだよ」

00166号は、一方通行と両手のひらを合わせ、パン、とタッチする。
ここに垣根が居たなら、どれだけ更に楽しいだろう。
そんなことを思いながら、一方通行はアイスの自販機を見やる。

懐かしい日々。

遠く、届かぬ、日々。


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