過去ログ - 一方「俺は、オマエの事が、」垣根「………」
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◆yZmHv5zrf.
[saga]
2013/04/30(火) 01:49:20.12 ID:RCRgUrT40
「…はァ…。…どォ見ても一般人だしなァ。
こりゃァ、秘密を知った一般人のクチは塞ぎましょうっつゥお決まりの展開か?」
ふん、と鼻で笑う。
相手が誰であれ、垣根以外に負けるつもりはなかった。
それは、重ねてきた実験に基づく確かな強さに対する自身。
妹達に対して払っている敬意の含まれた、強さへの自信。
「御託はいい、御坂妹から離れろっつってんだよ!」
「……チッ」
舌打ちをして、離れる。
部外者は、除外しなくてはならない。
御坂妹とは、10032号の事だろうと判断し。
一方通行は、彼女の身体を蹴飛ばした。
コンテナの更に向こう、安全圏へと、彼女の華奢な体が消える。
一方通行の行動に、上条は怒りで感情を支配されたことを自覚した。
「テ、メェ!!」
叫び、彼は走ってくる。
一方通行は、足元を蹴った。
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