過去ログ - 一方「俺は、オマエの事が、」垣根「………」
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237: ◆yZmHv5zrf.[saga]
2013/04/30(火) 01:55:39.12 ID:RCRgUrT40

一方通行が待ち焦がれたものは。
彼よりもずっと格下の少女達が力を合わせれば、簡単に得られるものだった。
美琴は『幻想御手』を解除し、妹達と共に少年を見つめる。
未元物質の過剰演算に縛られる事のなくなった垣根は、のろのろと起き上がった。

「……一方通行は、何処にいる」
「操車場。…運ぶわ」

垣根は、ベッドに手をついて。
妹達の手を借りて、車椅子に乗り込む。
美琴は、車椅子の押し手を持ち、病院から出た。
操車場へと向かって、走り出す。

時刻は午後八時。
一秒でも早く、と、少女は走り続けた。


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