過去ログ - 一方「俺は、オマエの事が、」垣根「………」
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300: ◆yZmHv5zrf.[saga]
2013/05/04(土) 22:35:15.15 ID:MPNNem130

午前中は水族館。
食事を挟み、午後はお家デート。
そんな訳で、一方通行は垣根と共に、一緒に住んでいた家へ帰ってきた。
最後に掃除をしていってくれたらしい。
妹達の姿はそこにはなく、しかし家の中は綺麗だった。

「律儀だな、アイツら」
「メイド業向いてそうだな」

言葉を交わし、垣根は一方通行の手を借りて、車椅子からソファーへと腰掛ける。
ふかふかのそこに腰を下ろし、一方通行を見上げた。
少し身長が伸びたような気がする。顔つきも、苦労を経て精悍になったような。
上条に殴られ一時腫れのひどかったことを思いだしながら、垣根は彼の頬を撫でる。

「……」

胸に残るのは、罪悪感。
自分が昏睡状態に陥らなければ。

「…帝督」
「…やっとかよ」

垣根ではなく、下の名前で呼ばれ。
垣根は幸福そうにはにかんでみせる。

と、一方通行がバランスを崩した。



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