過去ログ - 一方「俺は、オマエの事が、」垣根「………」
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◆yZmHv5zrf.
[saga !orz_res]
2013/05/04(土) 22:44:14.56 ID:MPNNem130
粘ついた唾液を、互いの自身へ垂らす。
一方通行の細い指の絡んだお互いの肉棒が、擦れ合った。
その度に慣れない快楽が電流のように身を襲い。
お互いに軽く唇を噛んで嬌声を堪えると共に、熱い吐息を漏らす。
「っ、一方通行、」
垣根の手が伸びる。
同じように握り、そのままシゴキあげた。
くちゅりゅちゅ、といういやらしい音が響く。
明るいリビングで性的な行為に及んでいる背徳感に、垣根は身を震わせた。
まして、朝に妹達と食事や会話をしていた、日常の空間なのだから。
「帝督、好きだ」
掠れ気味の声の告白。
舌が絡むと共に、手の動きが激しくなる。
うっかり舌を噛んでしまいそうになる垣根の口端から、唾液が伝った。
やけに生ぬるい唾液が顎を伝ってシャツを濡らし、垣根は身体を震わせる。
ややヤケクソにガムシャラな手を動かせば、一方通行の声に甘味が増した。
「っっ、く、ゥ」
「あっ、や、べ、出る、っ」
コンマ一秒の差はあれど、ほぼ同時に二人は精を吐きだした。
どこに受精される訳でもなく、白濁の子種はどろどろと二人の手を伝って無意味に床に落ちていく。
せっかく妹達が綺麗に掃除していってくれた床がそんなもので穢れてしまったことに、いっそう心理的快楽がこみ上げた。
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