過去ログ - 一方「俺は、オマエの事が、」垣根「………」
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◆yZmHv5zrf.
[saga]
2013/04/15(月) 21:09:13.28 ID:YJWZRcJV0
『絶対能力者進化実験』。
樹形図の設計者の算出したプランに従い、最強の超能力者『一方通行』を絶対能力者(レベル6)へ進化させる実験。
天井亜雄、芳川桔梗、布束砥信といった一線級の研究者が参加している。
実験内容は、"20000通りの戦闘環境で量産能力者(レディオノイズ)を20000回殺害する"。
ただそれだけ。綿密に内容を練る必要はあるが、単純な内容ではあった。
「雑魚スライムプチプチ潰していきゃァ、いずれはレベルアップ……ねェ」
国際的に禁止されている人間のクローンを作り出していいのか、だとか。
殺害によってレベルが上がるなどという理論はおかしい、だとか。
その辺りはもはや、突っ込む部分でもなかった。
一方通行が身を置いてきた研究所では、もっと酷い実験内容をしていたのだから。
それでも一応、まだ人を殺したことはなくて。故に、戸惑う。
「っつーかよォ、レベル6って何が出来ンだよ」
「理論上の話になってしまうが、多重能力者の可能性すら浮上している」
「……」
「ベクトル操作に限って言うなら、…時間に架空のベクトルを設定することも可能になるだろう」
「……時間操作…?」
時間を操れる。
それはつまり、過去に戻す事が出来るということ。
垣根を起こすことも、彼の脚を治すことも、出来るということだ。
僅かにやる気を出した一方通行に、天井亜雄は笑みを浮かべる。
それは一般的には下卑た笑みと呼ばれるものであったが。
「何、殺すといっても相手は単価にしてたった18万円の人形だ。
ロクな感情もなければ、叩き込まれているのも戦闘方法や一般常識を少々程度。
人間として見るに値しない存在だ。何を気負うこともなく二万回壊せばいい」
たったそれだけだ、簡単だろう。
天井亜雄の言葉に、一方通行は悩み。
「とりあえず、その人形とやらを見てみたいンだが」
答えを保留してみることにした。
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