15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/04/13(土) 23:54:41.31 ID:tB1kbFlbo
私の家から事務所までは歩いて30分位
だけど今日はプロデューサーと一緒に居たくてゆっくり歩く
16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/04/13(土) 23:55:23.92 ID:tB1kbFlbo
P「そうか、みりあはこの時間だと寝てるんだったか」
みりあ「う、うん・・・いつも10時までに寝てるもん」
P「んー、俺にとっては宵の口でも、みりあにとっては真夜中で知らない世界だもんな」
17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/04/13(土) 23:56:48.00 ID:tB1kbFlbo
みりあ「うん、大丈夫。ありがとうプロデューサー」
P「どういたしまして、アイドルの不安を消すのも俺の役目だからな」
18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/04/13(土) 23:58:20.86 ID:tB1kbFlbo
そのあとは、プロデューサーに誘われて色んな所を見て回った
テールランプやお店の明かりで彩られた街、大人のアイドル達がよく通う居酒屋さんこそっと覗くと知ってる人が何人か
昼間は人で埋め尽くされてる人気の無い道、昼間はパッとしないのに沢山の明かりで飾られた素敵な建物
19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/04/13(土) 23:58:52.05 ID:tB1kbFlbo
P「そろそろだな」
みりあ「そろそろ?」
20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/04/13(土) 23:59:26.09 ID:tB1kbFlbo
携帯「〜♪」
携帯から落ち着いたクラシックが流れ出す
21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/04/14(日) 00:00:20.71 ID:ib54jygoo
あずさ『それでは三浦あずさが、午前0時をお知らせします』
直後、聞きなれた三つの音と共に私は日を跨いだ
22:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/04/14(日) 00:01:25.36 ID:ib54jygoo
P「日付の変わり目、昨日と今日の境目」
P「何も変わって居ないようで全く違う、たった数秒前に明日が今日に、今日が昨日になった」
みりあ「・・・!」
23:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/04/14(日) 00:02:33.54 ID:ib54jygoo
そして、そんな私を祝福するように足元から光が現れて目の前の噴水を照らし
勢いよく音を立てて水が噴き出した
噴水の内と外からライトアップされたその光景は周りの光りがない中で唯一光に溢れ
24:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/04/14(日) 00:05:51.67 ID:ib54jygoo
みりあ「わぁ・・・」
P「この時間に少しの間だけ水が湧き出るんだ」
P「誰も通らないこの時間、意味がない筈なのに動き出す噴水」
25:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/04/14(日) 00:17:06.36 ID:ib54jygoo
みりあ「プロデューサー、これって…?」
何の箱なのかが分からない、分からないのに凄く嬉しい気持ちが溢れてくる
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