6: ◆K8xLCj98/Y[saga]
2013/04/14(日) 00:58:44.72 ID:bW/HsJCA0
私はプロデューサーさんとみんなの声をBGMに、
雑誌のコラムを小鳥さんの横で書きます。
最初に担当した私は、セルフプロデュース。
7: ◆K8xLCj98/Y[saga]
2013/04/14(日) 01:03:57.64 ID:bW/HsJCA0
あなたと話ができるのは、週に1度の簡単なミーティング。
私、そのためにお仕事、頑張ってるんだと思います。
もちろん、歌うことも、踊ることも大好きです。
8: ◆K8xLCj98/Y[saga]
2013/04/14(日) 01:08:48.01 ID:bW/HsJCA0
静かな雰囲気の喫茶店。
裏道にあるこのお店では、変装用のメガネと帽子を、外すことが出来ました。
P「……どうだ、調子は」
9: ◆K8xLCj98/Y[saga]
2013/04/14(日) 01:15:35.05 ID:bW/HsJCA0
P「俺さ、もうすぐ春香の担当に戻れそうなんだよ」
春香「……え?」
10: ◆K8xLCj98/Y[saga]
2013/04/14(日) 01:17:31.46 ID:bW/HsJCA0
それでも、プロデューサーさんが私の担当に戻ってくれる。
すごく、嬉しかったんです。
春香「よろしくお願いします、プロデューサーさん」
11: ◆K8xLCj98/Y[saga]
2013/04/14(日) 01:21:52.58 ID:bW/HsJCA0
その丁度1週間後の土曜日のお昼、テレビの収録が終わって。
楽屋で荷物整理をしている途中、急に目の前が真っ暗になったんです。
体調が万全になるまで活動休止。大事を取って、3日入院。
12: ◆K8xLCj98/Y[saga]
2013/04/14(日) 01:25:02.80 ID:bW/HsJCA0
退院の日の朝。
迎えに来てくれたのは、プロデューサーさんでした。
P「よう」
13: ◆K8xLCj98/Y[saga]
2013/04/14(日) 01:28:13.80 ID:bW/HsJCA0
まだ肌寒い空気が、街を覆っています。
並木道を、ゆっくりと歩いて……手を繋ぎました。
P「なあ、春香」
14: ◆K8xLCj98/Y[saga]
2013/04/14(日) 01:31:16.08 ID:bW/HsJCA0
P「忘れないよ、大切な日だから」
春香「私、すごく緊張してて」
15: ◆K8xLCj98/Y[saga]
2013/04/14(日) 01:34:14.53 ID:bW/HsJCA0
P「どうしてそんなことを聞いたんだ?」
春香「いえ……なんでも、ないです」
16: ◆K8xLCj98/Y[saga]
2013/04/14(日) 01:37:18.34 ID:bW/HsJCA0
立ち止まる。
プロデューサーさんも、歩くのを止めた。
春香「いけない、っていうのは分かってるんです」
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