16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/04/14(日) 14:22:03.71 ID:27vv2Nnh0
「……あるよ」
事務所を首になった身だ、アイドルとして復帰などできるはずがない
未央はそう思っていた
事実、事務所をあとにしてからは中身のない日々を過ごして気ごしてきた
まるで夢遊病患者のように
何かに向かって、何かを考え、自分の意思で進むわけでもない
時間の経過が運んできてくれる明日を享受して生きてきた
それでも、この二人と対等でいたい。二人に劣っているとは思いたくない
そんな自尊心と、劣等感が未央にそう言わせたのだった
「そっか……」
凜は少しだけ笑って見せた
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