32:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/04/14(日) 17:11:31.69 ID:27vv2Nnh0
「まぁ、無理にとは言わないよ。お前の事情もあるだろうしな」
プロデューサーは笑ってそういったが、その笑顔は不自然だった
「今日はもう帰るといい、またの機会でいいから答えをきかせてくれよな」
プロデューサーはそういうと、私の腕をやさしく掴んだ
チャンスが消える……
扉が閉じていく……
全部自分のせいで
ここで終わってしまうかもしれない……
言わなくちゃ……、言わなくちゃ……!
気持ちとは反対に、声を出すことができなかった
その日はそれだけでプロダクションをあとにした
最後に見たみんなの顔が脳裏にこびりついたようだった
79Res/42.75 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。