過去ログ - 男「アイドルの巴マミと同じクラスなんだけど…」
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[saga]
2013/04/25(木) 12:54:34.90 ID:aRVLiKVl0
男「ぐぐぐ……!」
男(想像はしていた事態だったが、やっぱり織莉子ちゃんはもう、魔法少女に……)
織莉子「男の事、信じたかった……」
織莉子「魔法少女の事はもう知ってるわね? 私の魔法は "未来視"。 その名の通り未来を見る事の出来る魔法」
織莉子「昨日、男にここに来てもらおうと電話した時には……私はもう魔法少女になっていたの」
男「な、なんだと!? くそっ、騙したな!」
織莉子「それはお互い様よ……! 私だって男に嘘なんてつきたくなかったわ!」
織莉子「だけど……貴方と『鹿目まどか』が一緒に私の前に立つ未来を見せられたら……!!」
男「……」
織莉子「貴方が本当に彼女と繋がっているのか、試さずにはいられなかった。だから、私が『鹿目まどか』に会ったこととがない、と言えば貴方が何か反応を示すかと思って……」
男「俺を試したのか……くっ、卑怯な」
織莉子「……貴方の反応を見てから、私は自分の愚かしさに気が付いたわ。こんな消極的な方法では貴方の真意はわかりはしないのに……」
織莉子「男が『鹿目まどか』と繋がっていたとしても、『鹿目まどか』が必ずしも私と会ったことを貴方に伝えているとは限らない」
織莉子「私の魔法はそれほどコントロールの効くものではないから、男と『鹿目まどか』が並んで立っていてもそもそも私と敵対するとは限らない」
織莉子「考えれば考えるほど、無益な嘘だった……いえ、貴方は私達の敵だったのだから、疑いを持たれるような事を言った分損をしただけ……」
男「……」
織莉子「男……私はね……そんな愚かな消極策を取ってしまうほど……」
織莉子「貴方が私を騙しているかもしれないっていう可能性だけで、冷静さを失っていたの……!!」
男「……!!」
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