過去ログ - 男「アイドルの巴マミと同じクラスなんだけど…」
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428:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/19(日) 19:42:25.11 ID:Ghwfcw7J0
マミ「暁美さんに何を言われたのかはわからないけど……」

マミ「そういうの、もういいじゃない……」

杏子「……」

マミ「私は……佐倉さんが、ワルプルギスの夜と戦うためにここにいてくれたことが、ただただ嬉しいの」

マミ「ここにいてくれてありがとう。昔の事で思う事はあるかも知れないけれど、これをきっかけに、また佐倉さんと仲良く出来たら……」

杏子「うぜぇ……」

マミ「……」

杏子「勝手な事言ってんなよ。アタシは別に、あんたの大好きな正義のためだとかでここにいるわけじゃねえ」

杏子「アタシが魔法少女ってもんに絶望しかけて、誰かに助けて欲しかった時に……アタシを更に追い詰めたアンタと、いまさら仲良くなんて出来るかよ」

マミ「そんな……」

杏子「……って思ってたんだけどな」

マミ「……?」

杏子「さっき、死んだって聞いてたあんたをこの部屋で見たとき……アタシも素直に嬉しかったんだ」

杏子「マミが生きててくれた。もしかして、またやり直せるのかな? って咄嗟に考えちまってさ……」

杏子「……ははっ。あの時辛かったのはアタシだけじゃない。第一、マミはアタシの家族に何があったのかなんて知らなかったんだしな……」

杏子「一人で思いつめて飛び出して、挙句に素直になれずに今日までずっとあんたに心配かけてさ……」

杏子「アタシって、自分で思ってるよりずっと子供だったのかもな……」

マミ「佐倉さん……」

杏子「ま、とりあえずよろしく頼むよ」

杏子「これからの事は、ワルプルギスの夜を倒してから考えればいい」

杏子「もう昔みたいにろくに話もせずに飛び出したりなんてしないからさ……今度こそ、ちゃんと向き合おうぜ」

マミ「……ええ! よろしくね、佐倉さん。必ず勝ちましょう!」

ギュッ

杏子「ちょ、バ、バカ! 手なんて握ってんじゃねーよ! 離せ!」

マミ「うん……うん……!」

男(マミさんは言いながらも手を離そうとはしない。涙ぐんで喜ぶマミさんに、杏子ちゃんもまんざらでもない様子だ)

ゆま「むー……」

男「よしよし、ゆまちゃんには俺からあめちゃんあげるからな」

ゆま「わあ、ありがとう!」


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