過去ログ - 庵「魔法少女だと?」 アッシュ「ウィ。ムッシュ・八神」
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13:1[sage saga]
2013/04/16(火) 01:10:23.90 ID:HIzqP4zW0



アッシュ「つまり、この世界は君の知らないどこかの世界。『八神庵』と言う存在が後から加わった次元の世界」

庵「……俄かには信じられんな。ましてや貴様の言葉など」

言葉を吐き捨てる、庵。

アッシュ「君にはメーワクかけたし、結構ガンバったんだけどなあ。ヒドイ言われようだよね、ホント」

まあ良いヨ、と言うとアッシュの目の前に小さな円形の鏡が出てくる。

アッシュ「ボクにはマドモアゼル・神楽の力が僅かに残ってるからサ。君がこの時代で困らないようアドバイスしてあげるヨ」

庵「………アッシュ」

アッシュ「君から借りた勾玉の力を返してあげたいトコだけど、無いからね」

庵「何だと」

アッシュ「消えちゃったんだ、いきなりね。幸いボクは『こういった存在』だから、ボクなりに探してみるつもりだけど」

庵「………」

アッシュ「睨まれても困っちゃうなあ。今更君にウソついた所でボクに得なんてないでしょ?」

鏡が指先でつつかれると、淡い光を放ち始めた。

アッシュ「ま、取り合えずさっきの女の子達を追いかけなよ。この世界の君はそうするのが宿命みたいだからサ」

淡く光る鏡に映るのは、さっきの少女達。
黒髪と桜色に加え、青色と一人増えている。

アッシュ「神楽の鏡は偽らない……君を見つけられたのもコレのお陰なんだからネ」

庵「貴様の指図を受けろと言うのか?」

アッシュ「ボクじゃなくて、神器の導きさ。まあ元の世界に帰りたくないって言うなら別に従う必要は無いヨ」

ボクのやりたいコトは全部終わったんだしさ、と付け加える。

 ――チッ、と舌打ちの音が漏れた。

アッシュ「ア・ビヤント。ムッシュ・八神」




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