過去ログ - 庵「魔法少女だと?」 アッシュ「ウィ。ムッシュ・八神」
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18:1[sage saga]
2013/04/16(火) 01:17:25.78 ID:HIzqP4zW0


灰色に染まる空間。

光も時も止まった世界。

ほむらが己の左腕に装着された小さな盾の中に手を差し込むと、その中から散弾銃を取り出す。
赤毛の男を戦力として過小評価している訳ではない。
だが巴マミからの援護が期待できない以上、大勢の敵を一掃するにはこの方が手っ取り早いと判断した。


カチッ、ダンッ!! カチッ、ダンッ!! カチッ、ダンッ!! カチッ、ダンッ!!


轟音が体に響き、骨を震わせる。

使い慣れぬ散弾銃を盾の中に収めると、ほむらは髪を梳いた。



 ―― カシャッ



周囲に群がっていた使い魔達が散弾の礫によって一斉に消し飛び、霧散する。

赤毛「……」

マミ「凄い魔法ね」

ぐにゃり、と空間が歪み溶け始めると、巴マミは消え行くフェンスから飛翔し、まどかとさやかの元へと降り立った。

さやか「も、戻った……」

マミ「もう大丈夫。魔女は逃げたみたいだから。……あら? その制服。貴方達、見滝原の生徒みたいね?」

リボンの障壁を解き、頭をおさえて蹲っていた二人に微笑みかける。
まどかが抱いているキュウベぇを一瞥した後に、ほむらの方に向き直る。

マミ「すぐに追いかければ間に合うと思うわ。この子達は私に任せて?」

ほむら「………」




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