過去ログ - ほむら「助けて……ウルトラマン」ミライ「最後まで諦めない、不可能を可能にする」
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◆zroVfRkDXY
[saga]
2013/04/20(土) 14:32:46.78 ID:uiXMXkbM0
郷は杏子へと近づく。
杏子「おっさんも、その〜、エースっておっさんの知り合いなのか?」
郷「あぁ、俺は郷秀樹。君が佐倉杏子ちゃんだね」
杏子「なっ……何で知ってんだよ!? まさか、おっさん、ストーカーか!!」
郷「違うよ。だけど、君達には話しておきたい事がある。魔法少女の事について……」
杏子「魔法少女について……。そういえば、そのおっさんも何か言おうとしてたっけ?」
郷「移動しながら話そう。マミちゃんにも言いたい事があるんだ。もう起きてるんだろ……」
杏子「はっ?」
郷の背中へと目を向ける。
よく見てみると、いつの間にか目を覚ましていた。
マミ「バレてましたか? 目を覚ました時、何か話していたようだったので……」
――ドガァァァァァァァァァァァァ
巨大な音が響き渡る。
無数のワルプルギスの夜の使い魔・魔法少女の影に囲まれて吹き飛ばされていた。
北斗「急ぎましょう。ここも危ない!!」
頷くと郷は走り出す。
それに北斗と杏子も続く。
マミは思った。
おんぶされるという憧れのシチュエーションが、まさかこんなおじさんが初めてになるなんて……と。
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