過去ログ - ほむら「助けて……ウルトラマン」ミライ「最後まで諦めない、不可能を可能にする」
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59: ◆zroVfRkDXY[saga]
2013/05/12(日) 17:08:07.86 ID:QRIti+1M0
QB「止めてくれないかい。無駄に個体が減らされるは嫌なんだよ」

マミ「そ、そんな、今だって……それに、あなたはそこに」

QB「あぁ、言ってなかったっけ? 僕という個体は一人じゃないからね、同一の意思を持つ個体が地球中に何万といるんだから」

杏子「けっ、一体潰しただけじゃ無駄って事かよ」

 QBは杏子が刺殺した個体を頬張り出す。
 まどか達はその光景に顔が真っ青になる。

QB「ムシャムシャ……ごっくん。あぁ、ごめんね。こうでもしないと、勿体ないからね。で、暁美ほむら。君に提案があるんだ」

ほむら「わ、私に!?」

QB「そうだよ。鹿目まどかや、巴マミ、佐倉杏子ではダメだ。まだ、魔法少女じゃない君が……僕と契約すればいいんだよ。ウルトラマンを助けてってね」

ほむら「そっそうすれば、ハヤタさん達が助かるの?」

QB「助かるかもしれないね。ただ、今の状況は改善される可能性はあるんじゃないかな?」

ほむら「だったら、私!!」

まどか「駄目だよ。ほむらちゃん!!」

 契約しようと身を乗り出したほむらをまどかは制止する。

ほむら「鹿目さん、どうして? だって、QBと契約すれば!?」

まどか「だって可笑しいよ。QBさっきから“かもしれない”とか“可能性”とか……。それに、QBがワルプルギスを操ってるのに……こんな提案、絶対可笑しいよ!!」

ほむら「……えっ……」

マミ「確かにその通りね。QB……もしかしたら、一人でも魔法少女を増やそうとしてるんじゃないかしら?」

杏子「おおかた、あいつが絶対に負けないようにするための保険ってとこか」

QB「保険……とは違うね。でも、備えはあった方がいいだろ」

 平然と返す。
 今度はマミの銃弾がQBを貫いた。

マミ「こんな感じで……世界中の魔法少女が絶望におとされてるのね……。救えない話だわ」

ほむら「すみません……私が安易に契約なんてしようとしたから」

まどか「大丈夫、ほむらちゃんのせいじゃないよ……悪いのは……」

 無残に飛び散ったQBの死骸に目を向ける。

ほむら「でも、結局……ウルトラマンは……」

まどか「魔法少女たちに絶望に落ちないでって伝えられたらいいのに……」

マミ「魔法少女たちに伝えられたら……。あっ!? そうだわ。その手があったわ」

杏子「あ、何か思いついたのかよ」



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