過去ログ - ほむら「助けて……ウルトラマン」ミライ「最後まで諦めない、不可能を可能にする」
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◆zroVfRkDXY
[saga]
2013/04/18(木) 23:50:13.16 ID:6eksNT1u0
ワルプルギスの夜は巨大な腕を伸ばす。その腕に、インキュベーターは飛び乗る。
インキュベーター「警告だよ。今すぐこの世界から立ち去るんだ。この世界がどうなろうとも、君には関係ないはずだ」
ミライ「断る!! これ以上、命を弄ぶお前たちを許せない!!」
力強く答える。
インキュベーター「わからないな、どうしてそこまで下等生物を守ろうとするんだい? 君達は僕と同じ驚異的な進化をした生命体の筈だろう? いや、君達は【感情】という邪魔なものが残っている分、やっぱり僕達とは違うのか」
再び、ワルプルギスの夜は暴風雨を巻き起こす。
インキュベーター「君は僕の計画に邪魔になる。悪いけど、ここで消させてもらうよ」
ワルプルギスの夜の頭に乗りながらそう答える。
ミライはワルプルギスの夜を睨む。
ほむら「もうダメ……誰にも、あいつには勝てない……人類は滅びるしかないんだわ……」
項垂れるほむらへと、ミライは手を伸ばし、その頭を力強く撫でる。
ミライ「大丈夫。僕達――ウルトラマンが絶対に君達を守るから」
ほむら「ウルトラ……マン?」
ミライの左腕にメビウスブレスが出現する。
右腕でメビウスブレスの中央にある赤い鉱石に触れ、高く振り上げる。
ミライ「メビゥゥゥゥゥゥゥゥゥス!!」
ミライの体が光に包まれると、ほむらの目の前に赤い巨人が降臨する。
巨人の名は無限の力を持つウルトラ兄弟の一人・ウルトラマンメビウス。
ミライの真の姿である。
メビウス「ヘアッ!!」
戦闘態勢をとりワルプルギスの夜と対峙する。
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