過去ログ - ほむら「助けて……ウルトラマン」ミライ「最後まで諦めない、不可能を可能にする」
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78: ◆zroVfRkDXY[saga]
2013/05/12(日) 23:46:12.07 ID:QRIti+1M0

セブン『回線に入り込んだぞ』

マミ「本当ですか!?」

 遂にインキュベーターの回線に入り込む事が出来た。
 だが、セブンもジャックもかなり苦しそうであった。

ジャック『後少しで全世界の魔法少女達と回線がつながる……けれど、すまない。一分も持たなそうだ……』

セブン『ただ、君ならその短い時間で伝えられるはずだ。信じているぞ……』

マミ「……はい」

 息を整える。
 自分が何を伝えたいのかを整理する。

 もしも、これが失敗したのならば、インキュベーターは二度と回線に割り込めないようにするだろう。
 そうなってしまっては、もう打つ手が無くなってしまう。

 失敗は許されない。

セブン『今だ!! 頼んだぞ』


 何となくだが、わかる。
 今、自分は世界中の魔法少女達と繋がっている。

 息を整えて、話しだす。

 世界中に、自分の声を……。

マミ『皆さん聞いてください。見ず知らずの私の声が聞こえていることで驚いているでしょうが、時間が無いので用件だけを言います』

 何故だか解らないが、こうして話してみるとさっきまで鳴りやまなかった胸の鼓動が落ち着いていた。
 凄く安らかな気分だった。

マミ『あなた達は魔法少女の真実を知って絶望を感じているかもしれません。でも、諦めないでください。今、私の目の前で決して諦めず、魔法少女を助けるために史上最悪の魔女・ワルプルギスの夜、それと黒幕・QBと戦っている戦士達がいます』

 一生懸命に伝える。
 ウルトラマンの勇士を。

マミ『あなた達が悲しむことも、絶望を感じることは絶対にあってはいけません。だから、彼等を――ウルトラマンの勝利を信じてください。絶望の闇ではなく、希望の光を。最後の希望……ウルトラマンを!!」

 気づいたら声に出していた。
 最後にマミは叫んだ。


マミ『私達が信じている限り、ウルトラマンは絶対に負けません!!』


 そこでテレパシーが途切れた。



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