過去ログ - ほむら「助けて……ウルトラマン」ミライ「最後まで諦めない、不可能を可能にする」
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98: ◆zroVfRkDXY[saga]
2013/05/13(月) 02:07:34.87 ID:CbclRnqV0
インキュベーター『ふん。こんな下等生物の声を聞いたところで何だって言うんだ。君達の敗北という結果には変わらないのさ。諦めて消えるんだ』

 破壊光線の威力が高まる。
 だが、ウルトラマンの目から光は消えていない。

メビウス『何度だっていうさ、最後まで諦めず不可能を可能にする。それが』


ウルトラ兄弟――ウルトラマンだ!!――



 刹那、メビウスブレスが光り輝く。



インキュベーター『ハハハハハハハハハハハハハハハ、キエロォォォォォォォォォ!!』




 ウルトラ兄弟の合体光線が押し切られ、破壊光線がウルトラマンを包み込む。
 破壊光線が体育館まで到達することはなかったが、人々の歓声が消える。


まどか「そんな……ウルトラマンが……」

ほむら「嘘よ……そんなの……」

 ウルトラマンが……、今度こそ終わりだ……、と人々は項垂れる。


インキュベーター『ハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!! 何が諦めないだ!! 何が不可能を可能にするだ!! 木端微塵に吹き飛んで消滅しただけじゃないか!!』

 不敵な高笑いが辺りを包み込む。

インキュベータ『ん、何だ……この光は?』


 先程までウルトラマンが立っていた場所に光が集まっている。
 人々もその光に気づいたようで再び窓からその様子を見る。

ほむら「あれって……?」

 光は巨人の姿を形作り、一人の戦士を出現させる。


インキュベーター『なんだ? どうなってるんだ?』


 現れるのは、最後まで諦めず不可能を可能にする――ウルトラマンの決意と、人々、そして世界中の魔法少女の――ウルトラマンを信じる思いが一つになって生まれたウルトラマン。

 伝説の6兄弟の力をその身に宿した、∞の力を秘めた――メビウスインフィニティー。


まどか「ウルトラマンが……一つになった」


――うおおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉォォ!!


 大歓声が巻き起こる。




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