過去ログ - 青ピ「僕の初恋の相手は君やで、百合子ちゃん」
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205: ◆pFt05D0OJwYb[saga]
2013/07/01(月) 20:57:25.24 ID:+D3nlkPa0
「ン……っ」

目が覚めた百合子は、あたりを見渡す。
真っ白い部屋を仕切るいくつものカーテンに、白いパイプベッド、同じく白いシーツに腕から伸びる複数の管。

(びょう、いンだ)

百合子は、一通りあたりを見渡し、そう結論付けた。

(たしか、べらンだから落ちて、それから……)

次に記憶が蘇ってくる。
アパートの二階から落ちたというのに、体に予想してた激痛はなく、気だるさだけが全身を包み込んでいた。


「やあ、目が覚めたかね」

突然かけられた声に、百合子はびくりと肩を震わせた。
声の方向へと首を動かすと、ベッドごとに仕切っていたカーテンを少しだけ開け、白衣をきた医者が顔をのぞかせていた。



「……カエル、さン?」

カエルによく似た顔をした医者は、百合子の発言に軽く苦笑いをこぼした。







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