過去ログ - 青ピ「僕の初恋の相手は君やで、百合子ちゃん」
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6: ◆pFt05D0OJwYb[saga]
2013/04/19(金) 06:47:48.57 ID:5B1e1Bg40

元々病的なまでに白い肌は、さああ、と血の気が引き、更に青白くなっている

肌と同じく、一体化しそうなほどに白い髪は、じわりと全身に滲んだ汗のせいで首筋や頬にぺたりと張り付き、不快感を感じさせていた。

そして、ルビーを連想させる赤い瞳は限界まで見開き、不安定にきょろきょろと周りを見渡す


少女――鈴科百合子は、形が良く薄い唇を軽く開き、はっはっ、短いと息を連続して吐く

「はっ、ゥ…、なンで、いまさら、あンな」

百合子は、少し掠れたアルトボイスで途切れ途切れに言葉を発したあと、ふう、と大きく深呼吸した

先ほどからばくんばくんと騒がしい心臓の音を落ち着かせると、頬にぺたりと張り付いた髪を、細い指先で拭った



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