過去ログ - あまくさっ☆〜C姉弟。
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21:第T話―――五和「鍵と!」 浦上「力と!」 神裂「救いと」 香焼「ウチの平穏」ハァ・・・[saga]
2013/04/20(土) 20:06:23.19 ID:2R0hqzI90
 ―――とある日、PM05:20、学園都市第1学区、マンション『ニューディレクターズ』(香焼宅)・・・五和side・・・





適当な頃合いで夕飯の準備に取り掛かる。下準備は姉さんがしてくれたのでパパパッと拵えるだけだ。
コウちゃんのエプロンを装着した絹旗助手に意見を聞く。


五和「ご飯はタイマー掛ってるし、汁物もOKっと……最愛ちゃん、今日は何食べたい?」パパパッ

絹旗「お任せしますよ。五和さんの料理は超プロ級ですから」コクッ

麦野「じゃあ、むにえるー。鮭のー」カチャカチャ・・・

結標「やきにくー。上カルビー」カチャカチャ・・・

絹旗「……駅前の定食屋にでも行って下さい」ハァ・・・


確かに、作り甲斐が無いチョイス。花嫁修業的にはもうちょい捻ったメニューにしたいところ。


五和「あはは。えっと、サーモンあったかなぁ……あとはお肉で……よしっと」フムフム・・・

絹旗「決まりましたか?」チラッ

五和「うん。冷蔵庫にあるモノで適当に」ガサガサ・・・

浦上「流っ石お姉ですネ。一家に一人助かります」フフッ

結標「ほんっと、ウチにも欲しいわー。五和ー、結婚してー」カチャカチャ・・・


嬉しい事言ってくれますけど、姉さん程じゃないですよ。あと、私は結婚を前提にお付き合い(?)している方がいますので(一方的に)。


麦野「いや、どっちもレベル高いわよ……でも火織は私の嫁だから」カチャカチャ・・・

神裂「じゃあ、せめて私より稼いで下さいね」ニコッ

麦野「くっ……無理難題を。というか、スルー力が上がってる」ハァ・・・

神裂「御蔭さまで。あ、2人とも……そこトラップが」ヤバッ・・・

麦野・結標「「え」」ピタッ・・・


『ちゅどーん』と爽快な音。一寸沈黙の後、姉さんへの友軍射撃が始まった。
因みに、姉さんの年収は軽く小国の国家予算並みとか何とか。でも多分、麦野さんもそのくらい稼げそうな予感がする。

さておき、そろそろ包丁を握ろう。今日の献立はサーモンのカルパッチョに海藻と肉のサラダ。
私が鮭を下ろしている間に、最愛ちゃんが野菜を切る。


絹旗「よいしょ……こんなもんで良いですか?」シャキシャキ・・・

五和「うん、大丈夫です。最愛ちゃん、大分上手になったね」スッ・・・スッ・・・

絹旗「五和さんや姉貴さんの御蔭です」フフフッ


ちょっと前までは大根のブツ切りくらいしか出来なかったのだが、最近ではキャベツの千切りくらいは出来る様になってきた最愛ちゃん。
それからある程度、調理を済ませ盛り付けの手前で終わらせる。
家主殿(コウちゃん)が帰ってくる時間は早ければそろそろだし、遅ければあと2時間くらいだ。
普通なら準備が早いくらいだが都市製の冷蔵庫の御蔭で、作った料理の鮮度が長持ちする。ホント、技術の賜物。



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