42:第T話―――五和「鍵と!」 浦上「力と!」 神裂「救いと」 香焼「ウチの平穏」ハァ・・・[saga]
2013/04/21(日) 00:55:54.20 ID:KVZgDxps0
麦野さんの劣勢に不審がった最愛ちゃんが尋ねてきた。
絹旗「あー、例の『マジック』ですか?」ジー・・・
結標「アンタらの『それ』は、私ら理解出来ないものね」ヤレヤレ・・・
一応、最愛ちゃんには魔術に関して適当に誤魔化して伝えてある。
結標さんは土御門と関わっているので微妙に詳しいのかもしれないが、理解は出来てない筈。
さておき。多分先程はマグヌスさんが『発火』か何かで、掌から火か熱を出したっぽい。
様子を見るに火傷するレベルのモノではないらしいが、麦野さんを怯ませるには十分だったようだ。
麦野「そう……そっちがその気なら!」キュイイイイィン・・・
ステイル「むっ!? ぐっ……なっ!?」ジュウウゥ・・・
神裂「む、麦野さん!?」ギョッ・・・
2人の手の間から煙が上がってる!?
結標「あはは。アツアツねぇ」ニヤニヤ・・・
絹旗「そういう問題じゃないでしょう……てか、麦野!」タラー・・・
固法「もぅ! 怪我する様なら両者負けよ!」タラー・・・
噂に聞く『原子崩し』の能力か。だとしたら、ある意味マグヌスさんと相性が良い能力かもしれない。だが、あくまでこれは腕相撲です!
麦野「チッ……まぁ良い……かっ!」グイッ・・・
ステイル「むぎっ!」グググググ・・・カチッ
麦野「熱っ! って、アンタまだ手から何か出してんのね……頭キた……ドラアアアァーーーzッ!!」プッツン・・・
ステイル「ぃっ!?」ググググ・・・
絹旗「あ。麦野がプッツンしました」タラー・・・
純粋なゴリ押し。優雅さの欠片も無い。
ステイル「なっ……人間の力か!?」ダラダラ・・・
麦野「オラオラオラオラッ!! 貧弱だぞッ!! 男の子だろぉっ! キン○マ付いてんの……かッ!!!」グンッ!!
ステイル「ヴェッダァ!!!」バキンッ!!
ズルしたのに、負けた。正直恰好悪い。
ステイル「」チーン・・・
固法「しょ、勝者……見ての通り」アハハ・・・
麦野「ふぅ……熱ちっ。まぁ浜面よか強かったわ」フーフー
神裂「まったく、無茶をして……手は大丈夫ですか?」スッ・・・
麦野「へーきへーき。ちょっと赤くなったくらいよ。少し冷やせば問題無いわ」サラッ
結標「やれやれ……てか、アンタさっき何したのよ」ジトー・・・
麦野「ないしょー♪」ニヤリ・・・
絹旗「アッチの手を融解させようとしたか、もしくは単純にビームで手をブチ抜こうとしたのかと」ハァ・・・
麦野「さぁねー。まぁこれ以上粘ってたらもしかしてそうしてたかもしれないけど」フフフ・・・
素直に負けといて良かったですネ、マグヌスさん。
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