過去ログ - 【R18】京太郎「」おもち少女から和了ると発情させる能力かぁ」春「その4」ポリポリ
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つー訳でちょっとだけど小ネタ書いてく
◆DQMSi3MV.w
[sage saga]
2013/04/26(金) 23:14:12.35 ID:bwtu7l3Lo
高鴨穏乃は山が好きだ。
暇さえあれば山に登っているし、気分転換に向かうのも大抵、山である。
それは本格的に麻雀を始めた頃でも変わっていない。
幾らか頻度こそ下がったものの、穏乃にとっては山は変わらず心安らぐ場所だったのである。
穏乃「んん〜っ!」
そんな場所で穏乃はそっと背伸びをする。
時刻は朝の六時過ぎ。
日は登っているものの、まだ起きている人はそれほど多くない時刻だ。
しかし、赤土晴絵の扱きにも慣れ、元気が有り余る穏乃にとって、それはもう十二分に活動時間である。
早寝早起き美味しいご飯。
それが阿知賀の元気娘、高鴨穏乃の健康の秘訣だった。
穏乃「…良い景色」
そう言って穏乃が目を向けるのは眼下の光景だ。
朝の日差しを浴びて朝露がきらめく木々。
穏乃の好きな山の中でも頂上からでしか見えないその光景は彼女にとって宝物の一つだ。
これを見る為ならば、早起きも苦ではないと思えるようなキラキラと眩しい世界。
けれど、今の穏乃にはそれ以上に大事なものがあった。
京太郎「おーい…シズ〜!」
穏乃「あ〜…」
そんな『宝物』があげる声に穏乃は気まずい声を漏らした。
早く景色が見たくてついつい駈け出してしまったものの、今の穏乃は一人ではない。
その後ろに幼馴染であり…そして、つい最近、その一線を超えた大事な人がいるのだから。
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