過去ログ - 【R18】京太郎「」おもち少女から和了ると発情させる能力かぁ」春「その4」ポリポリ
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700: ◆DQMSi3MV.w[saga]
2013/05/06(月) 00:11:25.88 ID:L1EvpBY1o

まこ「あの容姿と人当たりの良さじゃけぇの。神代さんは転校初日から人気者じゃったよ」
まこ「じゃが、今は積極的に神代さんに話しかけようとするんは殆どおらん。どうしてか分かるか?」
京太郎「俺の所に来てるから…ですよね?」

まるで子犬のようにポヤポヤとしたオーラを出している上に、整った顔までしているとなれば、そりゃ人気者だろう。
皆が皆、放ってはおけず、色々と世話を焼こうとしたはずだ。
しかし、それらはきっと、休み時間の度に俺の元へと駆け出す小蒔の様子に阻まれ、失われていったのだろう。
自らコミュニケーションを絶とうとする相手に対して、積極的にはなるのは至難の業なのだから。

まこ「うむ。それで皆、おおかた、理解した訳じゃの。『この子は友達作りよりも大事なもんがある』と」

「うちもそうじゃ」と付け加える部長に俺は返す言葉もなかった。
何せ、小蒔がそうなってしまったのは他でもない俺の所為なのだから。
俺がもう少し冷静で慎重であれば、小蒔がこんなにも俺に依存することはなかった。
それを思うと自然と頭が重くなり、俯き加減になってしまう。

まこ「それでも一応、部活の仲間としてうちも話しかけちゃぁいるんじゃが、あまり芳しい結果は得らりゃぁせんでな」
京太郎「そう…ですか…」

気まずそうに言う部長への返事も途切れがちになってしまった。
考えても見れば、先代とは違って、真面目で責任感の強い部長が今の小蒔に対して何のアプローチもしていないというのはあり得ない。
『一応』と前置きしてはいるものの、クラスでも孤立しているであろう小蒔にかなり心を砕いてくれているのはその表情から十二分に見て取れた。


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