過去ログ - 【R18】京太郎「」おもち少女から和了ると発情させる能力かぁ」春「その4」ポリポリ
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821: ◆DQMSi3MV.w[sage saga]
2013/05/07(火) 22:31:47.46 ID:77tHu14Mo
宥「えい…♪」
京太郎「ぅ…」

そう言って宥さんは俺の腕を抱きかかえる。
コートの上からでもはっきりと分かる豊満な谷間で包むようなそれに思わず声が漏れた。
しかし、宥さんはそんな俺を嬉しそうに見るだけで、俺を手放す様子はない。
それが妙に嬉しくて、でも気恥ずかしくて…何とも言えない気持ちのまま俺はそっと視線を逸らした。

京太郎「…怒られますよ?」
宥「その時は京太郎君も一緒に怒られよう」

クスリと笑うその表情は、そんな風にならないと分かっているからなのだろう。
何せ、松実館の実質的な経営権を握っているのはおじさんではなく宥さんなのだから。
人知れず、しかし、確かにこの旅館を良くする為に働いている彼女が少し甘えていたところで何か言える人は少ない。
寧ろ、年配の従業員さんたちは貴重な青春を旅館の経営に費やしている事に申し訳なく思っているくらいなのだから。

宥「それに…たまには恋人らしい事…したいよ」
京太郎「宥さん…」

そんな宥さんと俺は恋人という絆で結ばれている。
昔から知ってはいたとは言え、男が苦手だったのか、ろくに話した事がない宥さん。
そんな彼女とこんな関係になるだなんて松実館で働き始める前は想像も出来なかっただろう。
しかし、紆余曲折を経て、仲を深めた俺たちは宥さんの告白を契機に付き合う事になった。
それはもう松実館の皆が周知している事であり、多少、いちゃついたところで何か言われる事はない。




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