過去ログ - 【R18】京太郎「」おもち少女から和了ると発情させる能力かぁ」春「その4」ポリポリ
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943: ◆DQMSi3MV.w[sage saga]
2013/05/09(木) 23:32:25.58 ID:74DkJf3po

―― 私が京太郎君と初めて会った時、彼はまだ子どもだった。

多分、精神年齢で言えば、穏乃ちゃんと同じくらいだったんじゃないだろうか。
同い年なのにしっかりものの和ちゃんや憧ちゃんと比べれば何処か子どもっぽさを残していたのを良く覚えている。
まぁ、当時の私も子どもだった訳だけれど、一歳年上だった所為かとても微笑ましく思えた。

―― だって意識しっぱなしだったもんね。

阿知賀子ども麻雀倶楽部に所属するのも早ければ、その才能を開花させるのも早かった京太郎君。
そんな彼はしかし、ついぞ私にだけは勝てなかった。
倶楽部の中で誰からも一目置かれる存在に上り詰めて尚、勝てない相手がいるというのは悔しかったのだろう。
京太郎君は何度も私に挑み、その度に敗北していった。
そんな彼が悔しそうに涙目になるのが申し訳なかったけれど、でも、次の日にはケロっとして勝負を挑んでくれるのが嬉しかった。

―― まぁ…たまに胸をチラチラと見ていたのは気になったけれど。

私が京太郎君相手に全勝という形で成績を残しているのはその所為だ。
幼い頃から私と同じ嗜好を開花させていた彼は私の胸をたまに覗き見ていたのである。
そんな注意力散漫なところを狙い打てば…あら不思議。
ズルズルとその成績が下がっていき、どれだけ序盤が優勢でも、私に逆転されてしまうのだ。



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