過去ログ - 【R18】京太郎「」おもち少女から和了ると発情させる能力かぁ」春「その4」ポリポリ
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964: ◆DQMSi3MV.w[sage saga]
2013/05/10(金) 00:20:06.51 ID:+NILDaqjo
―― そんな京太郎君に何を言ったのか私は覚えていない。

色々と励ました気がするし、慰めた気もする。
当時は色々と一杯一杯で具体的な内容までは覚えていなかった。
確かなのは…私の言葉は京太郎君には届かず、麻雀を止めてしまったと言う事だけ。

―― そんな彼に何をしてあげられれば良いのか私には分からなかった。

京太郎君をそこまで追い込んだのは私なのだ。
一人でボロボロになるまで戦い、そして一度の敗北で折れてしまうほどに…私は彼を追い込んだのだ。
私がもっと人の気持ちに聡ければ…きっとこんな風にはならなかっただろう。
或いは私がインターミドルに出られれば、あんな事にはならなかったはずだ。
しかし…それらは全てIFであり、どれだけ思い浮かべても…現実にはならない。

―― そう落ち込んだ私におねーちゃんんが進めてくれたのは…息抜きだった。

勿論、それは私の息抜きじゃない。
たった一人で阿知賀を背負い、インターミドルまで進んだ京太郎君の…だ。
未だ落ち込んでいる彼にそんな事をして良いか疑問だったものの、他にするべき事も思いつかない。
結果、私は一人部屋に引きこもる京太郎君をバイトに誘い、そして彼もそれに承諾してくれた。

―― それから少しずつ京太郎君は元気になっていった。

忙しい松実館のバイトは気晴らしには持って来いだったのだろう。
忙しさの中で彼は少しずつ元気になっていき、笑顔を見せるようになった。
それは私の知る自信に溢れたものではなかったものの…見ているだけで暖かくなるような優しいもの。
恐らくずっと私に隠していたその本当の笑みに…私はようやく再会した時から京太郎君の事を好きになっていた事に気づいた。



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