過去ログ - 自衛隊員「異世界に飛ばされちまった………」【参型】
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8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆QTgLSjqNKs
2013/04/20(土) 11:40:58.73 ID:RcbyF+hf0
狼娘「!、そうだ!あたしの仲間、商人C達は!?」

しばらく疑惑の表情を浮かべていた狼娘だったが、
仲間の安否を問い、口を開く

狼娘「三人!あたしには三人仲間がいるんだ!あいつらはどうなったんだい!?」

仲間の安否を知るべく、声を荒げる狼娘

FV車長「………」

一方で、FV車長達の表情は渋い物になった

衛隊B「あの、今の精神状態で伝えるのは…」

狼娘「なぁ、知ってるんだろう!?頼む、教えてよ!」

不安を浮かべた表情で食って掛かる狼娘
それは知りたいというよりも、不安を否定して欲しいという
懇願にも似た物だった

82車長「…後回しにしてもしょうがねぇ事だ」

FV車長「ああ、俺が話す」

FV車長は一度息を整え、座りなおす
そして狼娘を見つめて切り出した

FV車長「いいかい、気を落ち着けて聞いて欲しい…。
     我々はここを制圧したの後、あなたの仲間と思われる遺体を複数回収した」

狼娘「!」

FV車長「それと、あなたを発見した時、あなたは放心状態で…
     仲間の物と思われる首を抱いていたそうだ」

狼娘「ッ!!」

それを聞いた途端、狼娘の顔は驚愕一色となる

狼娘「あ…そう…だ…」

そして、自分に起こった事態を明確に思い出したのだろう
狼娘の顔はみるみる青色に染まっていった

衛隊B「ッ!大丈夫!?」

狼娘「だいじょうぶ…そう…か…」

アレは悪い夢だったのではないか
そんな淡い彼女の希望は、儚く崩れ去った

狼娘「し、商人Cの体は…?商人Cにあわせて…」フラッ

衛隊B「あ、ダメ!」

立ち上がろうとして、バランスを崩しかけた狼娘を
衛隊Bが支える

狼娘「しょ、商人C…みんな…」

衛隊B「…」

かける言葉が見つからず
衛隊B黙って狼娘の頭を撫でた

衛隊B「三曹、これ以上の会話は無理です」

FV車長「分かっている。今日はここまでだ、彼女には十分休んでもらう必要がある」

82車長「ひでぇもんだ…」

FV車長「衛隊B二士、その娘についててやってくれ。
     何かあれば応援を呼ぶように」

衛隊B「分かりました」



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