過去ログ - 岡部「愚行移山の」 ほむら「オブサーバーズ」
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695: ◆ziIVTRHhh5Cl[saga]
2013/07/11(木) 23:37:55.62 ID:pfAbIAiNo

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 街中

ほむら「ここにも、居ない様ね……」

 ほむらは見滝原の街中を回っていた。
 しかし、二時間程度探しても恭介と仁美は愚か、二人を捜しに行ったさやかの姿すら見えない。

ほむら「彼女たちはどこへ行ったの? ……まさか、駆け落ちとかいう事は無いでしょうけど」

 ほむらは先ほどから、見滝原内の廃ビルを順々回っている。
 ほとんど魔法を使えない彼女は、こういった地味な方法を使わざる得ない。

 さらに、見滝原は廃ビルが多いので、一向に捜索が進まない。

ほむら「……昨日から居ない、という事は、魔女の結界にでも囚われたのかしら。……なら」

 ほむらは最悪の可能性を考える。
 すでに二人は、魔女に殺されているという可能性を。

ほむら「……」

 ほむらは自らのソウルジェムを見る。
 しかし、魔女が存在することを占めす光は無い。

ほむら「本当に、どこへ行ったのかしら」

 今までの時間軸では存在し得なかった事象。
 それにほむらは戸惑いを隠せない。
 そして、この異常事態には間違い無く、『岡部倫太郎』が関係している。
 
ほむら「まさか……、美樹さやかの魔女化を、阻止するなんて」

 今までの時間軸では、あそこまで行ったさやかは絶対といっていいほど魔女化していた。
 それを、自らの身を投げ出してまで止めた岡部は、間違い無くほむらにとって有益なイレギュラーだ。
 だからこそ、

ほむら「……この時間軸では、必ず」

 誓いの言葉をつぶやくと、ほむらは捜索を続けた。
 微かな、希望とともに。
 


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