過去ログ - 岡部「愚行移山の」 ほむら「オブサーバーズ」
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◆ziIVTRHhh5Cl
[saga]
2013/07/18(木) 21:27:44.82 ID:I6rnhMVTo
放課後;ほむら宅
ほむらの朗々とした声が響く。
それを、神妙な面もちで聞いているのはまどかと杏子だ。
恭介と仁美は既に病院に届けている。
ほむら「美樹さやか――――彼女は、彼女のソウルジェムは、グリーフシードに変化して、魔女を生み出してしまったのよ」
まどか「……そんな、嘘、だよね?」
まどかが呆然としたように呟く。
杏子は顔を歪ませていた。
ほむら「希望を象徴する魔法少女が、絶望に染まった時、ソウルジェムはグリーフシードに変わり、魔法少女は魔女になる。それは、魔法少女である以上、あらがえない宿命なの。」
ほむらは淡々と言葉を紡ぐ、その顔は、何時も以上の無表情。
歪みきった表情のまどかが、今度は俺を見つめ、すがりついてくる。
まどか「岡部先生……嘘、ですよね? これは、ほむらちゃんが嘘を吐いているだけなんですよね?」
岡部「……事実だ」
俺が答えると、まどかの顔から表情が消え、そのまままどかは膝から倒れ込んだ。
俺はそれを支える。
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