過去ログ - 岡部「愚行移山の」 ほむら「オブサーバーズ」
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◆ziIVTRHhh5Cl
[saga]
2013/07/28(日) 23:09:32.40 ID:nf0Nri5lo
病室
あたりは既に暗く、その病室も例外ではなかった。
電灯が消され、月の光しか彼を照らす物は無い。
彼――――岡部倫太郎は、静かに、月に照らされていた。
岡部は、前日、意識不明の状態で発見された。
何も背後が分からない中、警察は次々起こる事件に頭を悩ませている。
岡部「・・・・・・」
そんなことはつゆ知らず。
岡部は穏やかに眠っていた。
まるで、この世の全てのしがらみから解放されたように。
そして、そんな岡部の横で佇む影が一つ。
Qβである。
Qβ『・・・・・・』
Qβは、無言で岡部の側に佇む。
その無表情な顔からは、何も伺い知ることは出来ない。
Qβはただ、無言で岡部の側にいる。
Qβ『・・・・・・?』
ふと、気配を感じ、Qβは顔を上げる。
そこには、もう一つの影があった。
暁美ほむらだ。
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