過去ログ - 岡部「愚行移山の」 ほむら「オブサーバーズ」
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◆ziIVTRHhh5Cl
[saga]
2013/07/28(日) 23:51:45.37 ID:nf0Nri5lo
同時刻;街中
ほむら「……」
ほむらは無言で佇んでいる。
辺りには、雷のような音と、強い風が吹いていた。
ほむら「……」スタスタスタ
ほむらは前に進みだす。
辺りには、何時しか奇怪な風景が広がっていた。
例えば、緑色の象。
例えば、風船を付けられた屋台。
縁日や、サーカスで見られるような、カラフルな景色がそこにあった。
そして、その奥の空に、巨大な魔女がいる。
ワルプルギスの夜である。
―――― あはははははははははははははははは!!!
魔女が笑う。
それは、人の根源的恐怖を揺さぶるような声。
しかし、ほむらは無表情で魔女を睨んでいた。
そのまま、ソウルジェムを掲げる。
―――― 瞬間、光が溢れ出す。
光が晴れた後には、魔法少女となったほむらがいた。
ほむらは冷たい目で魔女を見つめる。
ほむら「今度こそ――――」
ほむらが決意の篭もった声で呟いた瞬間
ドンッ!! ドンッ!!
重厚な音が響き、辺りにバズーカが展開された。
ほむら「決着をつけてやる!!」
―――― こうして、絶望との戦いが始まった。
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