過去ログ - 岡部「愚行移山の」 ほむら「オブサーバーズ」
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◆ziIVTRHhh5Cl
[saga]
2013/08/01(木) 23:31:38.71 ID:ZbYKvF0uo
まどか「……!!」
まどかは思考する。
冷静にと考えれば、自分はこのまま進むべきだ。
しかし、感情がそれを許さない。
例えば、その脅しがまどかを害するものならば、まどかは構わず進んだのだろう。
だが、現実はそうではない。
まどか「岡部先生は……、ほむらちゃんのところへ行って、どうするつもりですか」
まどかは、予想だにしなかった事態に混乱しつつも、目の前の男を見た。
男は、その折れ曲がった指のように、口元をいびつに歪ませた。
岡部「決まっているだろう?」
―――― 繰り返すのだ。
まどか「駄目です!!」
まどかは叫ぶ。
その方法だけは、許容できなかった。
まどか「その方法は、誰も救われません!!」
無為な繰り返しなど、最早意味はない。
それはほむらがその身を持って実証したことだ。
だからこそ、まどかは岡部の言葉を否定した。
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