52:1[saga]
2013/04/21(日) 21:01:53.78 ID:mQAtD2s70
「魔女の痕跡を追ってきたら、偶々出くわしただけよ。魔女を追うのは、魔法少女の習性みたいな物でしょ」
「どうかしらね……。言ったでしょ? 貴女は信用できないって……」
「流石に見ず知らずの一般人にまで、手はかけないわ」
「……その言葉の通りなら、私には手をかけても良いと言う訳ね?」
マミは相当に警戒をしている様だ。
「……ならば、こうしましょう。貴女がその女性を介抱している間に、私が魔女を倒してくる。
それなら、私も貴女に狙われないで済む。それに、全ての魔女がグリーフシードを落とすとは限らない。そうでしょ?」
ほむらは、間髪入れず別の提案を出した。
「……したたかね。この魔女は、貴女に任せるわ……」
マミは渋々ながら、ほむらの提案を受け入れた。
「恩に切りますよ、先輩」
不敵に微笑しながら、ほむらは魔女の結界へと向かった。
(……仕方ないわね)
マミはフッと溜息を吐き出した。
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