過去ログ - 着物商人「レアなアイテム売ります買います!」
1- 20
114: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/06/04(火) 22:38:47.90 ID:FV91Tino0
仮面男「はは、まぁそうなってしまったら流石に買い取るよ。ところで名前はなんて言うんだい?」

商人「え?私の名前ですか?私は……」

仮面男「いや君じゃなくてこの刀」
以下略



115: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/06/04(火) 22:49:33.39 ID:FV91Tino0
仮面男「彼は決して自分のオリジナルの作品は作らず、いつも必ず模造品を作った」

仮面男「気に入った武器があればそれをどんな手段を使ってでも回収。時には持ち主を死に至らしめることもあった」

商人「ず、随分とえげつない話ですね……」
以下略



116: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/06/04(火) 23:00:38.98 ID:FV91Tino0
仮面男「だがそれと同時にヴォーグは悟った」

仮面男「『自分はコイツに見合う人間か?この兵器を振るって最強となりえる器なのか?』と」

商人「ゴクリ」
以下略



117: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/06/04(火) 23:08:16.95 ID:FV91Tino0
仮面男「私が手にしたとき、ヴォーグの魂は確かにここにあった……」

仮面男「そしてヴォーグは私の体と一体化し、今に至る……」

商人「……え?えぇ!?」
以下略



118: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/06/04(火) 23:15:03.45 ID:FV91Tino0
仮面男「と、言うのは冗談で」

商人「ああああああああああ!!んなこったろうと思ったよ!!!本気でビビったわ!!ちょっとチビったわ!!」

仮面男「それは失礼、この話をして驚かすの大好きなんだ」
以下略



119: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/06/04(火) 23:28:40.02 ID:FV91Tino0
商人「それで、そのヴォーグさんの魂とやらは居ないんですか?」

仮面男「ああ、既に役目を終えて魂は消えていったよ」

商人「最強の担い手をその目で見た……ということですか」
以下略



120: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/06/04(火) 23:34:38.74 ID:FV91Tino0
鎧少女「失礼な、初めからずっとここに居たぞ」

商人「そんなバカな、私の鼻センサーに引っかからなかったですよ!?今気が付きましたよ!」

鎧少女「私は毎日風呂入るようにしているからなぁ……それで臭いにくいんだろ」
以下略



121: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/06/05(水) 00:15:30.44 ID:XaxtjcmG0
仮面男「で、だ」

仮面男「この眉唾物の魔剣と同じく、その刀。彼が唯一認めたと言っていたが、それも証明できるのかい?」

商人「あー、そのことでしたら多少膨張して言ってますけど、彼の鍛冶場の隠し部屋に飾ってあった武器の一つって言うのは本当ですよ?」
以下略



122: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/06/05(水) 00:46:40.19 ID:XaxtjcmG0
商人「こういうものを売らずに倉庫の肥やしにしておく方がよっぽど勿体ないと思いますけどね」

鎧少女「さっき魔剣を博物館行きと言っていたじゃないか」

商人「物によりますよ。確かにこれはヴォーグが所有していたものですが彼が作ったものでは……」
以下略



123: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/06/05(水) 01:21:07.50 ID:XaxtjcmG0
仮面男「あと、それが本当に彼の作品なら君の手元から離れる可能性が高いだろうね」

商人「なぬ!?私が手放すとでも?死んでも離しませんよ!」

仮面男「いやいやいや、そういうことじゃなくて。彼の作ったものには特殊な魔法が掛けられているようで」
以下略



124: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/06/05(水) 01:24:28.22 ID:XaxtjcmG0
魔導核がものすごい表記揺れしてることに今更気が付いた


857Res/504.49 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice