過去ログ - 着物商人「レアなアイテム売ります買います!」
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85: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2013/05/31(金) 01:03:41.96 ID:HhyReeOk0
剣士「ウルサイな、弱い犬はよく吠える」

商人「狼だ!そんな汚い方法で金集めんな!」

剣士「私は今まで奪って生きてきた。だから他に金を手に入れる方法なんて知らない」

商人「知ったことか!!それ以外の方法でどうにかしろ!!」

剣士「注文が多い……じゃあ仕事をくれ」

商人「甘えんなぁ!!魔導都市辺りで討伐でもしてろ!!」

剣士「……!」



竜少女「お主らいつまでそうしておるつもりじゃ!」

騎士「黒服がこっちに来てるぞ」

商人「来たな役立たず共め!お前らのせいで私がどれだけ悲惨な目に合ったかわかるかコンチクショウが!!」

竜少女(み、妙に過激になっておる)

騎士「そんな事はどうでもいい、ここから逃げるから俺につかまれ!」

商人「に、逃げる?どこへ!?」

竜少女「急げ!そこの穴から飛び出せ!!」

騎士「はいよ!」ガシッ

商人「ちょ!あなたたち死にたいんですかうおッギャァァァァアアァァァ――――――」



剣士(あの犬……)

黒服1『こっちだ』

黒服2『貨物車の方だ!どうなっている!』

剣士(獣人は嫌い……だが……礼はしたい)




黒服1「こ、これは……」

黒服2「貨物車が……」

黒服1「どこの賊にやられたらこうなるんだ……」

黒服2「こちらセキュリティ、至急応援を。あと汽車を止めてくれ、やむを得ん。ああ、酷いぞ。貨物車の連結部分が綺麗に切り落とされている……」


……

金髪少女「なんだ、足取りが付かないようにしたのか?」

黒髪少女「ま、見てて面白かったのでこれくらいはしてあげますよ。軽いサービスです」

眼帯少女「……着物の彼女、いい刀を持っていた。私も見てみたい」

――――――
―――



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