30:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga ]
2013/05/12(日) 19:55:35.30 ID:EdUNtmU60
「なんだ?そのドとかなんとかってのは?」
「いうなれば貴族号だ、お前の国にもあるだろう何とかのカミってのが」
「あぁなるほどな」
「話を戻しましょう。ココまできているということは準備が出来たということでよろしいですかな?」
「今回に関してはな」
「なるほど、結構です今回に関してはですね」
「あぁ、だが準備が出来ただけでな。モノはまだ用意していない」
「問題ありません、そのために我々がいるのですから」
「ここはもともとまだ南のサントヘルマンがわが国の領土で無かったころからある要塞都市ですから
武器の修理や供給のために今よりも多くの鍛冶屋がありました。」
「ほう」
「その跡地のひとつがココです」
「なるほどな、つまり」
モンドがなるほどといった顔で柏手をひとつ打つ
「えぇ、今回の準備はココで済ませて頂きます」
「材料はそろえてあるからな。少し忙しくなるぞ」
「あいよ、ったくそれならそうと早く言ってくれりゃいいのによぉ」
「あ、あのっ」
「何でしょう?」
「まったく話が見えないのですが……」
「おや、知りませんでしたか。まぁ御家の事情とは言え女人にはあまり話はされませんからね」
リュッケが意外そうな顔をしながらも納得したように話す。
続けてルイテルが口を開く。
「君の家がどういう貴族なのかは知らないのか?」
「え、えぇ確か軍人の家系であるものの一方で商会も持ってますから。父はその商会を主な仕事としていますし」
「なるほど、知らぬまま軍人の道へと進む大学まで行ってたとはな」
「それ、どういう意味ですか?」
私から説明しましょうと、リュッケが口を挟む。
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