過去ログ - インデックス「…?(ヨメヤ…ソラキ…?知らない人なんだよ…)」
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172:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/10/06(日) 14:12:55.58 ID:XzXUNfn70
(学園都市 とある場所)

それは夢だった。

今見ている光景は、はっきりとそうであると理解できる。

幼き自分。中国全土より術者としての才能を見出され、集められた子供たち。

その中に自分もいた。

辛い日々だった。来る日も来る日も訓練に明け暮れ、遅れるものは容赦なく切り捨てられた。

全ては国のため。国の憂いを濯ぐため。それだけを叩き込まれる日々。

だが、彼女には支えがあった。共に学ぶ友の姿。

彼は明るく、どんなに苦しい状況でも笑顔を絶やさない強い人物だった。

共に笑い、共に練磨し訓練を乗り越えていった。

やがて、自分のなかにある思いが生まれているのに気づく。

まだ幼い自分には、芽生え始めた彼への思いが何であるのか、理解できないでいた。


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