過去ログ - インデックス「…?(ヨメヤ…ソラキ…?知らない人なんだよ…)」
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360:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage]
2014/09/10(水) 22:25:29.30 ID:PqNrAu960
真々田「まあ、そういうことさ」

真々田「材料を得るために少々無茶をしたけどね」

真々田「君に渡したかったものは、その術だよ」

真々田「僕の住む場所を荒らした罰として、受け取ってもらいたい」

蕪木「なっ…」

蕪木「なぜだ…何故ここまで…」

蕪木「何故ここまでするんだ…術を失えば…私は…!」

真々田「そうだね、理由があるとすれば一つ」

真々田「君は天才のプライドを刺激した、それだけさ」

蕪木「…おい」

蕪木「冗談だろ?血の滲む思いで手にした力を…」

蕪木「失うというのか?ちょ…ちょっと待ってくれ!」

真々田「せいぜい安穏と生きてくれたまえ」

真々田「では、用件は終わりだ。失礼させてもらうよ」

蕪木「待てっ!真々田!力を…返せ!」

蕪木は再び真々田に詰め寄ろうとする。が、真々田の体はふわりと浮き上がる。

蕪木「なっ!!」

いつの間にか、赤いスーツの女性が真々田の体を背中から抱え上げていた。

真々田「やあ、鳳雷鷹、ご苦労様。いいタイミングだったよ」

小さく頷いた女性は、背中の羽を振るい上空へと舞い上がる。

蕪木「待て、待ってくれ真々田、力を…私の力を!!」

真々田「じゃあね、蕪木君。お達者で」

蕪木「ま、まっ…ままだあぁぁぁあああ!!!」

遠ざかっていく絶叫を、真々田は満足げに聞いていた。


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