過去ログ - ジャイロ「最強のスタンド“キング・クリムゾン”を手に入れたぞ」
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ディアボロ
◆LzFfkxZBAY
[saga]
2013/05/09(木) 20:05:01.57 ID:/2rfIQyO0
ブラック・モア(東方仗助はごくごく一般的な家庭の東方家で生まれた小僧だ)
ブラック・モア(しかし収監経験がある)
ブラック・モア(なぜなら彼が少々キレやすいという難点を持つスタンド使いだからだ)
ブラック・モア(油断は出来ない)
仗助「ん? アンタそんなとこでオレのことなんかジーっと見てどうかしたッスか〜?」
土砂降りの中でブラック・モアは仗助を見つめていたのだった。
ブラック・モア「スイませェん……」
ブラック・モア「今……仕事中で急いでいるもので……東方仗助選手」
ブラック・モア「ひとつ……ごくツマラナイ質問があって参りました……」
ブラック・モア「選手の裏記録から調べたのです」
ブラック・モア「あなたはついこの前、牢獄中で『占い師』に会いましたね?」
仗助「なんでそれを知ってんだよォォ!」
ブラック・モア「やはり……」
ブラック・モア「その相手の名前をお教え願います……」
ブラック・モア「東方仗助……騎手」
仗助「『占い師』……ああ……なあんだ……そんな事ッスか〜」
仗助「クレイジー・ダイヤモンド」
クレイジー・ダイヤモンド「ドラァ!」
クレイジー・ダイヤモンドの奇襲をブラック・モアは降っている雨を駆け上がって避けた。
ブラック・モア「血迷った事を……今ならまだ軽い刑罰で済みます……東方仗助さあ……『名前』を! あなたに出会った者は誰なのです?」
仗助「何が目的ッスか〜?」
仗助「オレの傘がわりになってくれるのはありがたいんスけど……『無礼』ッつー行為に相当するぜ……」
仗助「人様の頭の上に立つって事はよォ〜……」
仗助「オメエの追跡はここで終わりだぜ」
仗助「口を閉じな……」
仗助「この攻撃で永遠にな……」
クレイジー・ダイヤモンド「ドララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララララァァッ!」
仗助は倒れた。体中に亀裂が走っている。
ブラック・モア「わたしの能力名は『キャッチ・ザ・レインボー』」
ブラック・モア「触れた雨粒は空中に固定できる……」
ブラック・モア「『虹』を渡るように……」
ブラック・モア「『ガラスの板』の上を歩くように……」
ブラック・モア「雨は降りそそいでいるとは限らない」
ブラック・モア「スイませェん……まだ今少し……命だけは完全に取らないでおいてあげました」
ブラック・モア「『2秒』あげます、東方仗助」
ブラック・モア「質問はすごく簡単でたったのひとつだけです」
ブラック・モア「『誰が占い師ですか?』」
助けるつもりなどさらさらないが甘い言葉で催促をした。
ブラック・モア「しゃべりましょうよ……しゃべれば助かりますよ……」
ブラック・モア「話してください」
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