過去ログ - ジャイロ「最強のスタンド“キング・クリムゾン”を手に入れたぞ」
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9:ディアボロ ◆LzFfkxZBAY[saga]
2013/04/25(木) 18:23:50.82 ID:Z87OW8ZH0
 空条貞夫とジャイロが話している。

貞夫「……」

ジャイロ「今よォ……オレ、ギャグ考えたぜ」

ジャイロ「オリジナルギャグだ」

ジャイロ「考えたんだ」

ジャイロ「でもいいか……たった一度しかやらねーからな」

ジャイロ「よく見てろ」

ジャイロ「一度っきりだ……指見てろよ」

ジャイロ「今、指何本に見える?」

貞夫「……4本」

ジャイロ「そこちょっと失礼(4・2・0)ィィィィィ〜〜〜」

ジャイロ「つーギャグ……どよ?」

貞夫「……」

ジャイロ「……」


 スティールボールランレースに参加したのはある日の騒ぎが発端だった。

看守「絶対に吐かせてやるッ!」

看守「これは『針』だな!! いつから持っているッ!? この『針』をどこから手に入れたァーーーーーーーーーーーーッ!?」

看守「我々は子供のお前がなぜここに入れられ……何の罪なのかまだ聞いていないがしゃべらぬと容赦はせぬッ!」

看守「この『針』で何をしようとしていたァァァーーーーーーーーーーーーー凶器には違いないッ!! おまえはこれで脱獄の罪が加わることになったぞッ!! おまえに仲間がいるのかッ!? これをどう使うつもりだったッ」

看守「見ろ!! ベッドの下にこんなものも隠し持っていたぞッ!」

看守「この紋章は! 我々の襟あてだッ! きさまこれをどこで手に入れた!? きさまはもうただでは済まないッ! 我が国を侮辱しているなッ!!」

マルコ「は……針は……魚の骨で……作りました……そこの排水溝に落ちたからぼくの手なら狭い溝から拾えるし……修理しておきました……きっと……」

マルコ「大切なもの……なのでしょう……持ち主の人に返してください」

マルコ「気に入っていただけると……いいのですが…………」

マルコ「ぼくの父はまじめにやればいつか必ず認めてもらえると教えてくれました……」

マルコ「ぼくのおじいさんもそのまたおじいさんもずっとしてきた仕事です」

マルコ「どんな縫い物でも出来ます」

マルコ「クツみがきなら誰にも負けません……銀の食器もピカピカにしてみせます」

マルコ「料理の名前もワインの名前も全部覚えられます…………」

ジャイロ「もういい! やめろッ! そこまでだ! それはただの魚の骨だッ! それ以外のなんでもないッ! みんな引き上げてくれッ! これは不問だッ! 少年を房に戻せッ!」

マルコ「あなたの襟あてですか? 気に入らなかったら修理しなおします……もっと丁寧でいい仕事をしてみせます」

ジャイロ「やめろ〜〜〜〜……おれに話しかけるな…………二度とだ……いいな…………二度と……」

 『感傷』とは心の『スキ間』であり『弱さ』

少年の罪状が確定したとジャイロ・ツェペリが知ったのはその日の朝のことだった。

判決は『国家反逆罪』
それは誰にもどうする事もできない罪状。
そして処刑責任者は『ジャイロ・ツェペリ』初めての任務とされた。

ジャイロ「俺は法務官をやめるぞ! 貞夫ォーーッ!!」

 そんなジャイロにある男がスティールボールランレースを伝えた。


  ある男とは↓+2



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