過去ログ - モバP「こうして僕の新婚生活は始まった」
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VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
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2013/04/25(木) 23:35:14.67 ID:J/JRU+J60
◆
騎士は平原で一人の女性と出会った
溢れんばかりの美 [妖精の申し子]
以下略
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2013/04/25(木) 23:36:44.58 ID:J/JRU+J60
◆
「すみません……すみません……! 私がいると……みんな不幸に……」
以下略
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2013/04/25(木) 23:38:23.13 ID:J/JRU+J60
「あの……す、すみません……! 謝ってばかりで……すみません……」
幸子「遠慮なんてする事ありませんよ! 何と言ってもボクの名前は幸子ですから」
『目指せ新人王! 目標は高く持たなくっちゃ。ね、プロデューサー』
以下略
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2013/04/25(木) 23:40:32.61 ID:J/JRU+J60
「今回のオーディション本当は出れないはずだったんです。でもマネージャーに無理を言って捻じ込んでもらって」
幸子「へえ、思っていたよりも融通が利くんですね。ボクが出ていれば優勝は間違いありませんが、今回は譲って差し上げますよ。
何と言ってもボクはカワイイですからね。幾らでもチャンスはあるんです。
カワイイ僕が保証してあげます。きっとあなたも、僕の出ない今回ならば合格できますから」
以下略
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2013/04/25(木) 23:41:59.76 ID:J/JRU+J60
幸子の胸元には本日のみ有効のゲストパスが飾られていた。
となるとオーディション参加者の付き人か、あるいは審査員の親族が職場見学を望んだか。
幸子は儚げな少女との対話の最中に、幾度もとりとめの無い事で笑い、幾度も些細な事で悲しんだ。
目まぐるしく変わる表情、なぜ彼女は他人の為にここまで笑い/悲しむ事が出来るのか?
以下略
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2013/04/25(木) 23:44:42.90 ID:J/JRU+J60
「えっ、出場は取消し? 先輩アイドルが出るからってそんな、待って下さい」
アイドルのオーディション控室、其処には様々な人種が存在する。
出番を待ち望むアイドル/世話をする付き人/送り迎えをするマネージャー……
以下略
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2013/04/25(木) 23:47:02.68 ID:J/JRU+J60
「今日の為に幾つも今後のスケジュールをキャンセルして頂いたのに、やってみなくちゃ分からないじゃないですか!
そんな、マネージャー。疫病神だなんて言わないで下さい」
今日のオーディションの本命は[プロジェクト・フェアリー]。
新世代を担うとの触れ込みで961プロダクションが育て上げた隠し玉のお披露目であり、僕だけではなく幾人もの業界関係者が偵察に来ている。
以下略
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2013/04/25(木) 23:48:43.17 ID:J/JRU+J60
『人の事持ち上げて、期待させるだけさせておいて、
デビューすらさせて貰えないだなんて……どれだけ残酷な事しているのか、分かってるの?』
業界内では珍しくも無い光景。幾度眺めても僕は怒りを覚える事は無い。
その代わりに決して絶える事のない呪詛が、より一層強く胸の内でこだまする。
以下略
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2013/04/25(木) 23:50:48.62 ID:J/JRU+J60
幸子「謝りなさい!」
その瞬間、全てを吹き飛ばす烈風が吹き荒れた。
幸子「さっきから黙って聞いていれば、何なんですかその物言いは。彼女に謝りなさい!」
以下略
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2013/04/25(木) 23:53:14.09 ID:J/JRU+J60
幸子「部外者は口を挟むなですって? ならばアナタが出て行きなさい!
ここはアイドル達の控室です。アイドルにはファンを笑顔にする義務が有ります」
小さな身体で巨人の様に、儚げな少女を背に隠した。
以下略
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2013/04/25(木) 23:55:37.19 ID:J/JRU+J60
とても心地良い怒りだ。
なんとも素晴らしい気高さだ。
幸子は既にアイドルだったのだ。
以下略
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