過去ログ - モバP「こうして僕の新婚生活は始まった」
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41:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/04/25(木) 23:50:48.62 ID:J/JRU+J60
幸子「謝りなさい!」

 その瞬間、全てを吹き飛ばす烈風が吹き荒れた。

幸子「さっきから黙って聞いていれば、何なんですかその物言いは。彼女に謝りなさい!」
以下略



42:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/04/25(木) 23:53:14.09 ID:J/JRU+J60
幸子「部外者は口を挟むなですって? ならばアナタが出て行きなさい!
   ここはアイドル達の控室です。アイドルにはファンを笑顔にする義務が有ります」

 小さな身体で巨人の様に、儚げな少女を背に隠した。

以下略



43:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/04/25(木) 23:55:37.19 ID:J/JRU+J60
 とても心地良い怒りだ。
なんとも素晴らしい気高さだ。
幸子は既にアイドルだったのだ。


以下略



44:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/04/25(木) 23:58:29.71 ID:J/JRU+J60


  ―――は彼女に花冠を編み

  腕輪と芳しい帯も拵えた
以下略



45:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/04/26(金) 00:00:37.75 ID:qMigc3jZ0


  『どうしてですか? ボクが何か悪い事をしましたか。
   プロデューサーの気に障る事をしましたか? 怒られるのは仕方ありません。
   嫌われても構いません。だけど、せめて理由だけは教えてください』
以下略



46:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/04/26(金) 00:02:24.58 ID:qMigc3jZ0
 それは甘い夢。
プロデューサーならば誰もが一度は願う甘い夢。

  『裏切ったんですね。ボクの、ボクの気持ちを裏切ったんですね。
   プロデューサーの事を……信じていたのに……
以下略



47:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/04/26(金) 00:04:45.87 ID:qMigc3jZ0
 決して絶える事のない呪詛が、新たに刻まれる。絶望が積み重なる。
幸子に翼が生えた時、欲しい物は何でも手に入ると思った。

  『もっとボクのことを考えてください! 24時間でも足りませんよ!』

以下略



48:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/04/26(金) 00:09:30.09 ID:qMigc3jZ0


  「私にそんな大事な事聞かせてどうするつもりですか……いぢめですか……」

 幸子が天使過ぎて辛い。
以下略



49:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/04/26(金) 00:13:03.26 ID:qMigc3jZ0
  「しゃべるの……苦手なんです……」

 オフィス街に存在する、看板の無いビル。その中にある看板の無い店。
僕はトークタイムを注文し、幸子の知人であるらしい背の高い店員を指名した。

以下略



50:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/04/26(金) 00:14:44.18 ID:qMigc3jZ0
  「Pさんだったら、なんとかしゃべれます……
   親戚に誘われて……メイドは一回だけって話だったんですけど……」

  『今日はさ一緒に―――の試合を見ようと思ってね。
   もー駄目だよ―――、そんな小さな声じゃ。大丈夫、怖くないよ。
以下略



51:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/04/26(金) 00:17:25.18 ID:qMigc3jZ0
 こちらの口が重くなるにつれ、何時しか話題は伏し目がちな店員の身の上話となっていた。
もっとも話が弾むはずも無く、店員がぽつり、またぽつりと途切れ途切れにつぶやくだけではあったが。

  「心が……折れますけど……
   仕事は大変だと思うんです……それがいいですか……そうですか……」
以下略



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