過去ログ - モバP「こうして僕の新婚生活は始まった」
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83:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/04/26(金) 01:43:19.00 ID:qMigc3jZ0
  「完全歩合制? ここなら稼げると思って申し込んでみたら、女の子はめって! って断られちった。
   Pちゃん、間違えて持って来ちゃったから……あげゆ!」

背の高い店員から差し出された羊皮紙には、とある事務所の募集要項が記載されていた。

以下略



84:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/04/26(金) 01:45:29.05 ID:qMigc3jZ0
  あなたの遺伝子が 呼んでる
  
  進撃のバハムートでは常に人材を募集しております
  
  業務 各種プロデュース
以下略



85:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/04/26(金) 01:48:11.47 ID:qMigc3jZ0
  「ね、ね、やっぱりやめましょこんな……良くないと思うんですけど」

 伏し目がちな店員が僕を引き留める。
[遺伝子]多角化経営を進める新興勢力。
本業はアイドル事業とプロ野球興業の2本柱だが、人材派遣会社としても日の出の勢いだ。
以下略



86:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/04/26(金) 01:52:55.29 ID:qMigc3jZ0
  「もし、これから御仕事増えちゃったら……Pさん1人じゃ絶対無理ですけど……。
   だから私も絶対一緒ですよ。絶対ですよ?」

 伏し目がちな店員は必至で僕を引き留める。
だが零れた水が決して盆へと返らない様に、僕の心は既に定まっていた。
以下略



87:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/04/26(金) 01:55:46.11 ID:qMigc3jZ0
  「そんなに急いで前ばかり見ていないで……立ち止まる事も大切だと思うんですけど……。
   Pさんは働き過ぎですし、ここらでゆっくりと羽を休めてみるべきかと……。
   手羽先……関係無いですから……」

 いまいち要領を得ないが、きっと僕の事を心配してくれているのだろう。
以下略



88:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/04/26(金) 02:02:23.51 ID:LKtVShhv0
森久保店員が可愛すぎるんですけど……


89:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/04/26(金) 02:03:27.65 ID:qMigc3jZ0
  「あの、Pさんの力で仕事を取ってこないというのは……。
   Pさん、あの……色々と……その……あうぅ……」

 幾度か撫でると伏し目がちな店員は大人しくなり、言葉を発する事も無くなった。

以下略



90:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/04/26(金) 02:08:55.97 ID:qMigc3jZ0
 気を遣ったのか、何時しか背の高い店員は姿を消している。
人目が無い事もあり、トークタイムの制限時間限界まで伏し目がちな店員を撫で続ける。
その間ずっと、彼女は目を閉じ心地良さげに首をもたげていた。

  「もう帰りますから……。
以下略



91:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/04/26(金) 02:12:09.06 ID:qMigc3jZ0




 僕の全ては幸子の為に。
以下略



92:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/04/26(金) 02:16:44.63 ID:N6g5NaTAO
支援支援。


93:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/04/26(金) 02:17:30.42 ID:qMigc3jZ0


  そして彼女は子守唄を歌った

  そして―――は夢を見た  ああ! 何という悲しみ!
以下略



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