428:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/05/06(月) 13:56:07.13 ID:mIB8H81O0
とある中学女子学生寮
吹寄「む、能力の上がるガム、ねえ……」
健康オタクの少女、吹寄制理は、テレビを見ながら朝食を取っていた。
吹寄「どうしようかしら?こういうのははずれが多いけど……」
吹寄「いや、毎回騙されてるし、今回はやめておきましょ。ニュースニュースっと……」
ピッ
テレビを学園都市内のニュース番組に変える。
するとそこには、『英国王室学園都市来訪!』という見出しが大きく出ていた。
吹寄「へえ、イギリス王室ねえ……何かイギリスと学園都市の間に問題ってあったっけ?」
記者『今回学園都市に来た目的なようなものは?』
?『メインは観光だし。ただ、知人がここに学園都市にいるから、ついでにあって行く予定だし』
??『そんなこと言いながら、楽しみにしてましたよね?お姉さま。彼に会うのを』
?『余計なこと言うなし!お前は黙ってればいーの!』
吹寄「流暢な日本語を話すのね、この二人。イギリスの第二、第三王女よね?」
記者『ずいぶんと日本語がお上手ですが、どこかで学ばれたものですか?』
?『ん。知り合いに教えてもらったの』
記者『その知り合いが日本に?』
?『そうだし。あいつもわざわざイギリスから来てやったんだ。泣いて喜ぶだろーな』
記者『その知り合いとの関係は?』
?『関係……?んー、悪友、だし?』
記者『悪友、ですか?』
?『まあ一緒にバカやった仲だし』
吹寄「へー。英国王女とバカやった仲、ねえ。よっぽどの凄い人なんでしょうね」
記者『ほほう、英国王女とバカやった仲。ずばり、その人の名前は!』
?『答えるわけないし』
記者『ですよねー』
?『まあヒントをやるなら……不幸?』
記者『不幸……ですか?』
吹寄「………いや、不幸な奴なんていくらでもいるでしょ。うん。考えすぎよね」
?『あとは……ウニ頭?』
吹寄「……うん。不幸でウニ頭な奴なんて学園都市230万人の中だったらいっぱいいるわね」
?『後は……女たらしだし?』
記者『お、女たらしですか。それは良い事なのでしょうか?』
?『本人が自覚してないからな。良いも悪いもないだろー』
記者『は、はあ……』
吹寄「………いや、ないでしょ。確かにあいつは外国人の知り合いが多いみたいだけど、イギリス王女とは……』
???『キャーリサ。上条当麻への贈り物を私に持たせるなー』
?『ちょ、母上!?言っちゃだめだし!!』
その瞬間、吹寄制理は机をけり飛ばしていた。
またか。
またか。
またなのかあのヤロウ。
吹寄「上条当麻―――――――!!!!!!」
英国王室と幻想殺しが交差する時、物語は始まる!!
とあるローマの幻想殺し・第7話
『英国王女は幻想殺しの夢を見るか?』
第一部
『やってきたのは英国王女』
―――とある中学
吹寄「か〜〜〜〜み〜〜〜〜〜じょ〜〜〜〜う〜〜〜〜〜!!!!!」
上条「げほぉぁ!!!」
青ピ「KA〜〜〜〜MI〜〜〜〜〜YA〜〜〜〜〜〜N〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!」
上条「がっはぁぁ!!!!」
土御門「くたばれにゃーーーーーーー!!!!!!!」
上条「ぐっ、がああああああああああ!!!!!」
ノーバウンドで教室の端から弾き飛ばされ、肺から空気が全て排出される。
クラスメイト1「で、出た―ノーバウンドで吹っ飛び奴ーーwwwwwwwwww」
クラスメイト2「だが許すな!!英国王女にまでフラグを建築した疑いのある上条を許すな!!」
クラスメイト3「大体どうやって接点を持ったんだボケェ!!」
上条「いだだだだだだ!!!ちょ、急になんだよてめえら!!!」
複数人のクラスメイトからタコ殴りにされる上条。
常人なら痛みで気絶していてもおかしくないレベルだが、痛いで住むあたり、流石上条。
青ピ「カミやん。これから断罪を始める」
上条「え!?あれは断罪じゃないの!?」
吹寄「あれは軽いジャブよ。貴様の罪に比べたら水素原子と地球の重さくらい軽いわ」
上条「ええ!?」
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