過去ログ - とあるローマの幻想殺し
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701:つつ[saga]
2013/06/14(金) 22:02:53.95 ID:Ece/8JfU0
上条の先ほど発動した札魔術。

『青色掌握』。

基本的に、上条の札魔術は『組み合わせ』だ。

四色の色彩符で属性を選択し、魔力を注ぎ、術符で術式を形づくり行使する。

先に言う色彩の部分で属性を示し、後に言う単語がそのままその術式の役割。

正式な名前はない。何故ならとても初歩的かつ簡略的な術式だからだ。

札の組み合わせ程度で発動できる術式など、規模がたかが知れている。

だから、上条が名付けた名前はまさにそのまま。

『青色弾丸』なら水の弾丸、『青色亀甲』なら水属性の亀の甲羅のような形状をした盾。

どれも少し魔術の腕に覚えがあれば、誰でも使えるような術式。

魔力のない上条にとってはこの程度がせいいっぱい。



だが、どんなに単純な術式だろうと、その魔力によって質は大きく異なる。

しょぼい魔術師が発動する魔術と一流の魔術師が発動する魔術では、同じ術式でもまるで違う。



つまり、何が言いたいかっていうと。



原罪を極限まで清められたそれぞれの属性を象徴する人間によって注がれた魔力ならば、簡易魔術もとんでもない威力だということ。




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