過去ログ - とあるローマの幻想殺し
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802:つつ[saga]
2013/06/18(火) 23:47:32.95 ID:We3HInGC0
彼が立つのは、ATMの前。

通帳からお金を引き出すためである。



基本的に、上条の存在はトップシークレットだ。

『幻想殺し』は、それこそ世界でただ一つしか存在しない。戦争すら起こすことができる。そんなモノ。

だから、上条に個人的にかかわりあいのある人間でも幻想殺しについて知るものは数少ない。

もちろんローマ正教内では多少知られているが、外部には限界まで漏らさない用になっている。

それこそローマ正教徒以外で幻想殺しについて少しでも知る者は、もともとローマ正教に所属していたものを含めても10指にも満たない。



それゆえに、上条はあまり『自分だけのモノ』を持たない。



彼の部屋はローマ正教の最深部にある聖堂の地下の一室だし、彼の持つ札など、市販品のB4用紙を切り取ってコピーしただけである。

彼の私物といえば、くたびれた修道服と首元に下げられたロザリオ、小さめのトランクケースに全て入るほどの雑貨くらいである。




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